2015-11-08 『神田まつや』で「池波正太郎セット」を食す

池波正太郎セット」というのはボクが勝手に「熱燗」と「もりそば」のことをそう呼んでいるだけなんですが、以前何かの雑誌で池波正太郎が『神田まつや』でよく「熱燗」を二合ほど飲んで、その後に「もりそば」を食べていたという記事を読んだことがあり、それ以降勝手に名付けています。

『神田まつや』は明治17年創業というからかなり歴史のある蕎麦屋で、店の外観も単純に古いだけではなく、手入れが行き届いて、客と作り上げた時の流れを感じ取ることができます。

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まず注文は熱燗から。 熱燗は注文してからすぐに提供されます(あらかじめ用意されているのかな?)。 真っ白な徳利とお猪口。それとアテに蕎麦味噌がついてきます。 無駄な装飾がなく美しく、そして気持ちがいいですね。

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蕎麦味噌をなめながら、熱燗をチビリチビリとやります。 これが至福の時間なんです。 たまりません。 特にこれから寒くなると、この一口目は五臓六腑に染み渡ります。

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そして熱燗があと二口ぐらいになったら「もりそば」を注文するのがボクのパターンです。そうすると丁度熱燗を飲み終えた頃に「もりそば」が配膳されてきます。 この時も完璧なタイミングで手元に「もりそば」が運ばれてきました。

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こちらも無駄を排して美しいです。 ちなみにワサビは別売です。

さっそくいただきます。 池波正太郎が著作「男の作法」でそばの食べ方をこう表現しています。

ただ、そばを口の中に入れてクチャクチャかんでるのはよくねえな、東京のそばでね。かむのはいいけど、クチャクチャかまないでさ、二口三口でかんで、それでのどに入れちゃわなきゃ。クチャクチャかんでたら、事実うまくねえんだよ。

ボクは蕎麦通ではないので食べ方まではよくわかりませんが、このお店には見ているだけで「あぁそばが好きなんだなぁ」と感じさせるお客さんが多数いらっしゃいます。 なかなかカッコイイもんです。

見ていただいたらおわかりのようにつゆは濃いめなので、そばをどっぷりつけると辛いので、ちょっとつけて味わうという感じです。

そばをいただき終えたら、そば湯で仕上げに入ります。

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お腹だけでなく心まで満たされ、ホッと一息つきたくなる贅沢な瞬間です。

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